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2歳児歯科健康診査(2歳5か月)に向けてのチェック
[2歳児歯科健康診査(2歳5か月)に向けてのチェック]
2歳児歯科健康診査:<対象>2歳5カ月のお子さん
------------------------------------------------------
言葉の理解は悪くないが始語が遅れる児童というのは、男の子の約1割
程度に存在する。
昔から言われるように「数えの3歳=満2歳を過ぎて言葉が出る男の子
はざらにいる」のである。
------------------------------------------------------
1歳6カ月児健康診査にて5%強の児童がチェックを受け、その8割
以上が始語開始の遅れである。
その大半は2歳を過ぎると言葉を獲得してゆく。
1〜2%(対全児童)の児童は、言葉が伸びない。
------------------------------------------------------
アメリカでは中流家庭に生まれた子どもの10〜15%は、24か月時点で
50単語及び2語発話を達成しない「遅咲き型」である。
これらの子どものほとんどはその状態から抜け出し、遅いスタートから
ほかの仲間に追いついていくと考えられている。
しかし、それらのうち20ないし25%の子どもは「言語表出の遅れ」を
きたし、就学前期(幼稚園期)を通じて追いつくことができず、学齢
までには特異な言語の問題が現れる。
独立した障害群というよりも、学校の教科学習で失敗する危険をもつ
ハイリスク群と考えられる。
幼稚園で普通に見えても、1年生の読み書きに必要な言語能力をもって
いないため、就学前からの介入が望ましい。
予後がよいケースの特徴は、被刺激性があり、動機づけが高く、省略
よりも置換が多く、ことばのモデルの模倣や進んだ文構造がみられる。
------------------------------------------------------
1〜3歳代の言語発達が遅れている子どもの中には、動作性(粗大運動
及び微細運動)や言語受信(理解)面の発達は年齢相応であるのに、
発信(表現)のみ遅れている子どもがいる。
言語発達の個人差と考えられ、その後良好な言語発達をたどる場合が
ほとんどである。
しかし後に機能性構音障害に移行したり、吃症状が出現する場合がある。
------------------------------------------------------
養育者が「わかっているが話せない」という主訴を持っていても、
しばしば音声記号の受信(理解)ができない、あるいは理解は単語レベル
しかないため、音声発信(表現)ができないのは当然である場合も多い。
------------------------------------------------------
2〜3歳で、認知面や言語理解面の発達が健常域から境界域であるのに、
発語がほとんどないことを主訴に相談に訪れる子どもも少なからずいる。
このように生活年齢が2〜3歳で、受信面は記号形式ー指示内容関係の
2語連鎖以上、顕著な麻痺などの運動障害がないにもかかわらず、発語が
数語以下で、音声模倣もできないかできても浮動的な状態を<B群
リスク>として把握し、注意深く対応していく必要がある。
[2歳]
<受信面・理解面>
<発信面>
平均表出語彙数300(とある本)
平均表出語彙数219(とある本)
早い子は3語文を話し始める。
間違いも多いが、代名詞を使い始める。
最低表出語彙数50(2歳児健診スクリーニングライン)
最低ライン2語文が認められる「アイス食べる」(スクリーニングライン)
[2歳5か月]
<受信面・理解面>
<発信面>
独り言で、今起きていることを話す。
質問が増える。「なあに?」「どこ?」
時々3語文を話す。
最低表出語彙数200(2歳児健診スクリーニングライン)
<行動面>
三輪車のペダルがこげる
[要チェック児童への対応]
母子遊び方教室(月1回程度)
・早寝早起き
・テレビをつけっぱなしにしない
(理由は「聞き取り困難な子ども達」を参照)
------------------------------------------------
経過観察期間の言語聴覚士による助言内容としては、
・しばらくは発音を気にせず言語理解・表現の双方を伸ばす
・構音器官を動かす遊びや摂食動作を通じて構音器官の運動能力を高める
・運動面に問題のみられる場合にはその強化
・4〜5歳では文字学習やしりとり遊びなどの音韻の理解を助ける
ような活動を取り入れる
などである。
------------------------------------------------
B群リスクの関連要因としては、
・コミュニケーション態度
・構音操作のコントロール
・音韻操作能力
などが想定され、個々の症例に対して各側面の評価に基づいた指導や
環境整備への助言を行う必要がある。
具体的には、
・音声言語以外の手段(身ぶり・絵や写真・シンボル・文字など)を
用いた伝達方法の獲得を促し、それらを用いて他者に意思を
伝え成功する経験を十分に保障する
・構音補助動作(「い」の時は指で口角を引く)を用いるなどして
音声の模倣・自発を促す
・文字や音節対応動作(音節数に対応する枠を指さしながら発信する)
を補助にしながら異音節結合の発信を促す
などである。
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[参考・引用]
宇都宮市のHP
発達障害の豊かな世界
子どもたちの言語獲得
ことばの障害入門
ことばの障害の評価と指導
健診とことばの相談
言語聴覚士のための言語発達遅滞訓練ガイダンス
http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00130/0013077.html
2歳児歯科健康診査:<対象>2歳5カ月のお子さん
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言葉の理解は悪くないが始語が遅れる児童というのは、男の子の約1割
程度に存在する。
昔から言われるように「数えの3歳=満2歳を過ぎて言葉が出る男の子
はざらにいる」のである。
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1歳6カ月児健康診査にて5%強の児童がチェックを受け、その8割
以上が始語開始の遅れである。
その大半は2歳を過ぎると言葉を獲得してゆく。
1〜2%(対全児童)の児童は、言葉が伸びない。
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アメリカでは中流家庭に生まれた子どもの10〜15%は、24か月時点で
50単語及び2語発話を達成しない「遅咲き型」である。
これらの子どものほとんどはその状態から抜け出し、遅いスタートから
ほかの仲間に追いついていくと考えられている。
しかし、それらのうち20ないし25%の子どもは「言語表出の遅れ」を
きたし、就学前期(幼稚園期)を通じて追いつくことができず、学齢
までには特異な言語の問題が現れる。
独立した障害群というよりも、学校の教科学習で失敗する危険をもつ
ハイリスク群と考えられる。
幼稚園で普通に見えても、1年生の読み書きに必要な言語能力をもって
いないため、就学前からの介入が望ましい。
予後がよいケースの特徴は、被刺激性があり、動機づけが高く、省略
よりも置換が多く、ことばのモデルの模倣や進んだ文構造がみられる。
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1〜3歳代の言語発達が遅れている子どもの中には、動作性(粗大運動
及び微細運動)や言語受信(理解)面の発達は年齢相応であるのに、
発信(表現)のみ遅れている子どもがいる。
言語発達の個人差と考えられ、その後良好な言語発達をたどる場合が
ほとんどである。
しかし後に機能性構音障害に移行したり、吃症状が出現する場合がある。
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養育者が「わかっているが話せない」という主訴を持っていても、
しばしば音声記号の受信(理解)ができない、あるいは理解は単語レベル
しかないため、音声発信(表現)ができないのは当然である場合も多い。
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2〜3歳で、認知面や言語理解面の発達が健常域から境界域であるのに、
発語がほとんどないことを主訴に相談に訪れる子どもも少なからずいる。
このように生活年齢が2〜3歳で、受信面は記号形式ー指示内容関係の
2語連鎖以上、顕著な麻痺などの運動障害がないにもかかわらず、発語が
数語以下で、音声模倣もできないかできても浮動的な状態を<B群
リスク>として把握し、注意深く対応していく必要がある。
[2歳]
<受信面・理解面>
<発信面>
平均表出語彙数300(とある本)
平均表出語彙数219(とある本)
早い子は3語文を話し始める。
間違いも多いが、代名詞を使い始める。
最低表出語彙数50(2歳児健診スクリーニングライン)
最低ライン2語文が認められる「アイス食べる」(スクリーニングライン)
[2歳5か月]
<受信面・理解面>
<発信面>
独り言で、今起きていることを話す。
質問が増える。「なあに?」「どこ?」
時々3語文を話す。
最低表出語彙数200(2歳児健診スクリーニングライン)
<行動面>
三輪車のペダルがこげる
[要チェック児童への対応]
母子遊び方教室(月1回程度)
・早寝早起き
・テレビをつけっぱなしにしない
(理由は「聞き取り困難な子ども達」を参照)
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経過観察期間の言語聴覚士による助言内容としては、
・しばらくは発音を気にせず言語理解・表現の双方を伸ばす
・構音器官を動かす遊びや摂食動作を通じて構音器官の運動能力を高める
・運動面に問題のみられる場合にはその強化
・4〜5歳では文字学習やしりとり遊びなどの音韻の理解を助ける
ような活動を取り入れる
などである。
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B群リスクの関連要因としては、
・コミュニケーション態度
・構音操作のコントロール
・音韻操作能力
などが想定され、個々の症例に対して各側面の評価に基づいた指導や
環境整備への助言を行う必要がある。
具体的には、
・音声言語以外の手段(身ぶり・絵や写真・シンボル・文字など)を
用いた伝達方法の獲得を促し、それらを用いて他者に意思を
伝え成功する経験を十分に保障する
・構音補助動作(「い」の時は指で口角を引く)を用いるなどして
音声の模倣・自発を促す
・文字や音節対応動作(音節数に対応する枠を指さしながら発信する)
を補助にしながら異音節結合の発信を促す
などである。
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[参考・引用]
宇都宮市のHP
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言語聴覚士のための言語発達遅滞訓練ガイダンス
http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00130/0013077.html







