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機能性構音障害の代表例



[機能性構音障害の代表例]
<図上段>
「た」の正しい構音(発音)は舌の先端が口蓋の前方部分に
接して発音します。
<図中断>
上下の歯列の間から舌を出して(舌突出癖)構音するタイプ
です。
「てやぁ」に聞こえる幼児語や意味不明言語、「下足らず」
の発音になる場合が多いタイプです。
稀にほぼ「た」に聞こえる人もいます。
<図下段>
舌の先端が下顎の前歯の裏側に位置する「低位舌」によく
見られる構音方法です。
舌の上側(舌背)1/3部分を口蓋の前方部分に接触させて
発音するタイプです。
「下足らず」の発音になることもありますが、ほぼ正常の
「た」に聞こえる人も多くいます。
実は、このタイプの発音者は相当数いると予想されます。
歯科医院受診者の40〜50%は低位舌ですから、そのうちの
1/2〜1/3が該当すると考えると、15〜25%の人がこのタイプの
発音者ということになります。
[出典(図)]口腔筋機能療法の実際
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「図下段」のタイプでほぼ正常の「た」に聞こえる人(子ども)
は、MFT口腔筋機能療法の対象とならないことがほとんど
です。
しかし、欧米ではそうは行きません。
「sick(病気の)」と「thick(厚い)」とで全く意味が異なる
ように、少しの構音障害も許容されない言語が多いからです。
この結果、欧米では言語(発音)トレーニング方法が以前より
研究され発達してきたのです。
日本では平成10年(1998年)に「言語聴覚士」に国家資格が
授与されるようになったばかりです。
しかも言語聴覚士のほとんどが成人の失語症(高次脳機能障害)
を専門としていて、発達期(小児)を担当できる人は極めて
少ないようです。
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英語は子音が多いため「低位舌」では発音できません。
このため、オトガイ(下顎の先端)が発達している米国人です
が、反対咬合(下顎前突)は極めて少ないのです。
米国人の歯列不正のほとんどが上顎前突は上下顎前突なのです。
舌の力は巨大で、顔貌を変えてしまうほどなのです。
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この舌の力と機能が劣っている子どもが増えています。
これに伴って、言語発達障害の子どもも急増していると言わ
れています、
原因としては、
・母乳が減少し、ミルクが増えている
・食べこぼし・散らかし食べを嫌う母親が増えている
・舌やその他口腔周囲筋を使う遊びが減っている
などが考えられます。


