吃音(どもり)
小児における吃音の発生頻度は約5%、そのうちの4%は自然
治癒し、残りの1%が症状が残り、病気として治療・研究対象
となるようです。
とは言っても、これまで吃音の原因は不明だったので、確立
した治療法もありませんでした。
[吃音の症状]
一般的な症状はWikipedia等を参照して頂くとして、他には
あまり記載がないもとのして
・特定の行・列の言葉がでない
例えば、カ行の言葉がでない人の場合、「項目」「工夫」
「結果」「考察」等がタイトルや文節の最初に出てくる
と発話が困難になるが、文中にある場合には全く問題が
ない
・英語は流暢だが日本語は非流暢
等があります。
[左脳半休の解剖学的異常と右脳半休の過剰活性化]
最近の脳神経系の研究によって、吃音者の左脳半休の解剖学的
異常とそれを代償すると思われる右脳半休の過剰活性化が
報告されています。
機能的磁気共鳴画像「fMRI 」を用いた研究では、発話課題
(吃音者の多くは話し出しが困難)において、吃音者は右側の
ブロードマン領域47の過剰活性化を認めたが、対照群では
認められなかったそうです。
吃音者に流暢形成訓練を行い、セラピーが成功すると、左半球
の問題部位(健常者が発話で主に活性化する領域)の周辺で、
発話の計画・実行の脳部位と聴覚野との間の神経連絡が再構築
されるようです(損傷の代償)。
[遅延聴覚フィードバック「DAF」]
吃音者は遅延聴覚フィードバック「DAF」条件下で発話する
と、吃音が減少することが知られています。
遅延聴覚フィードバックとは、ノドのマイクから音声を拾い、
装置を介して音声を遅延させ、遅延された自分の声をヘッド
フォンで聞きながら発話すると、吃音者では吃音頻度が減少
します。
逆に、健常者が遅延聴覚フィードバックすると、吃が出る
ことがあるようです。
さらに、遅延聴覚フィードバック「DAF」と機能的磁気共鳴
画像「fMRI 」とを組み合わせた研究では、脳の活動部位に
変化がある領域と変化が起こらない領域があるようです。
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[出典]日本音声言語医学会学術集会・論文抄録集
・Katrin Neumann, M.D.
・酒井奈緒美(目白大学)
・宮本昌子(目白大学)
・本間孝信(広島大学)
・見上昌睦(福岡教育大学)
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吃音とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%83%E9%9F%B3
ブロードマン地図
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%84%B3%E5%9C%B0%E5%9B%B3
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素人考えでは、「いっこく堂」の声が遅れて来る腹話術の
ように、自分の声が遅れて来る補聴器ができれば・・・・・
吃音者の何割かは救われるのではと思いますが。
吃音は学校ではいじめの対象となり、社会生活では就職
の際に不利になるなど、当事者のストレスは相当のもの
です。
研究においてようやく光が見え始めたので、医療現場
でも関心が高まることでしょう。
治癒し、残りの1%が症状が残り、病気として治療・研究対象
となるようです。
とは言っても、これまで吃音の原因は不明だったので、確立
した治療法もありませんでした。
[吃音の症状]
一般的な症状はWikipedia等を参照して頂くとして、他には
あまり記載がないもとのして
・特定の行・列の言葉がでない
例えば、カ行の言葉がでない人の場合、「項目」「工夫」
「結果」「考察」等がタイトルや文節の最初に出てくる
と発話が困難になるが、文中にある場合には全く問題が
ない
・英語は流暢だが日本語は非流暢
等があります。
[左脳半休の解剖学的異常と右脳半休の過剰活性化]
最近の脳神経系の研究によって、吃音者の左脳半休の解剖学的
異常とそれを代償すると思われる右脳半休の過剰活性化が
報告されています。
機能的磁気共鳴画像「fMRI 」を用いた研究では、発話課題
(吃音者の多くは話し出しが困難)において、吃音者は右側の
ブロードマン領域47の過剰活性化を認めたが、対照群では
認められなかったそうです。
吃音者に流暢形成訓練を行い、セラピーが成功すると、左半球
の問題部位(健常者が発話で主に活性化する領域)の周辺で、
発話の計画・実行の脳部位と聴覚野との間の神経連絡が再構築
されるようです(損傷の代償)。
[遅延聴覚フィードバック「DAF」]
吃音者は遅延聴覚フィードバック「DAF」条件下で発話する
と、吃音が減少することが知られています。
遅延聴覚フィードバックとは、ノドのマイクから音声を拾い、
装置を介して音声を遅延させ、遅延された自分の声をヘッド
フォンで聞きながら発話すると、吃音者では吃音頻度が減少
します。
逆に、健常者が遅延聴覚フィードバックすると、吃が出る
ことがあるようです。
さらに、遅延聴覚フィードバック「DAF」と機能的磁気共鳴
画像「fMRI 」とを組み合わせた研究では、脳の活動部位に
変化がある領域と変化が起こらない領域があるようです。
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[出典]日本音声言語医学会学術集会・論文抄録集
・Katrin Neumann, M.D.
・酒井奈緒美(目白大学)
・宮本昌子(目白大学)
・本間孝信(広島大学)
・見上昌睦(福岡教育大学)
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吃音とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%83%E9%9F%B3
ブロードマン地図
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%84%B3%E5%9C%B0%E5%9B%B3
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素人考えでは、「いっこく堂」の声が遅れて来る腹話術の
ように、自分の声が遅れて来る補聴器ができれば・・・・・
吃音者の何割かは救われるのではと思いますが。
吃音は学校ではいじめの対象となり、社会生活では就職
の際に不利になるなど、当事者のストレスは相当のもの
です。
研究においてようやく光が見え始めたので、医療現場
でも関心が高まることでしょう。
難聴児はどのように音を聞いているのか
聴力レベル50dBの難聴児にとって、70dBの音は閾値上20dBの
音である。
すなわち、やっと聞こえる音よりも20dB強い音である。
これを「感覚レベル20dBSL」と表現する。
これは、聴覚正常者の20dBSLと同じ大きさであると言える
だろうか。
二様に考えることができる。
もし言えると仮定すると、難聴者の聞こえは正常聴力者の聞こえ
に比べ全体的に音が小さくなって聞こえると解釈できる。
これはちょうど耳を手でしっかり塞いだときの聞こえと同じで
ある。
したがって私たちがふだん聞いている会話音の強さである70dB
くらいの音は難聴児にとっては非常に小さい音ということに
なる。
これが第一の考え方である。
第二の考え方は、聴力レベル50dBの難聴児にとって70dBの
音は、聴覚正常者が聞いているのと同じくらいの音の大きさで
あるかもしれないというものである。
すなわち、50dBで聞こえはじめ、音の大きさは急速に大きく
なると推測する。
このように解釈すると普通の会話音は彼にとっては決して
小さな音ではないことになる。
大まかに言うと、外耳道や鼓膜、中耳に何らかの問題があって
生じる伝音難聴は、第一の考え方で示された聞こえとなり、
音は全体的に小さく聞こえる。
これに対して内耳の聴神経の障害によって引き起こされる感音
難聴は第二の考え方に近いものとして捉えられている。
これらは難聴者の「音の大きさの感覚」(ラウドネス感覚)の
問題として扱われ、感音難聴のラウドネス特徴はリクルート
メント現象(補充現象)と呼ばれてきた。
リクルートメント現象は、音圧レベルの変化にに対して音の
大きさが急激に変化することを意味しているが、このことが
後述する可聴範囲の減少を招き、ことばの聞き取りや補聴器の
フィッティングにおける困難さを引き起こす要因となって
いる。
伝音難聴は補聴器で音を増幅してやれば、おおむね問題は
解決するが、感音難聴は単純に増幅しただけではうまくいか
ないことも一部理解できるであろう。
[出典]ことばの障害入門
音である。
すなわち、やっと聞こえる音よりも20dB強い音である。
これを「感覚レベル20dBSL」と表現する。
これは、聴覚正常者の20dBSLと同じ大きさであると言える
だろうか。
二様に考えることができる。
もし言えると仮定すると、難聴者の聞こえは正常聴力者の聞こえ
に比べ全体的に音が小さくなって聞こえると解釈できる。
これはちょうど耳を手でしっかり塞いだときの聞こえと同じで
ある。
したがって私たちがふだん聞いている会話音の強さである70dB
くらいの音は難聴児にとっては非常に小さい音ということに
なる。
これが第一の考え方である。
第二の考え方は、聴力レベル50dBの難聴児にとって70dBの
音は、聴覚正常者が聞いているのと同じくらいの音の大きさで
あるかもしれないというものである。
すなわち、50dBで聞こえはじめ、音の大きさは急速に大きく
なると推測する。
このように解釈すると普通の会話音は彼にとっては決して
小さな音ではないことになる。
大まかに言うと、外耳道や鼓膜、中耳に何らかの問題があって
生じる伝音難聴は、第一の考え方で示された聞こえとなり、
音は全体的に小さく聞こえる。
これに対して内耳の聴神経の障害によって引き起こされる感音
難聴は第二の考え方に近いものとして捉えられている。
これらは難聴者の「音の大きさの感覚」(ラウドネス感覚)の
問題として扱われ、感音難聴のラウドネス特徴はリクルート
メント現象(補充現象)と呼ばれてきた。
リクルートメント現象は、音圧レベルの変化にに対して音の
大きさが急激に変化することを意味しているが、このことが
後述する可聴範囲の減少を招き、ことばの聞き取りや補聴器の
フィッティングにおける困難さを引き起こす要因となって
いる。
伝音難聴は補聴器で音を増幅してやれば、おおむね問題は
解決するが、感音難聴は単純に増幅しただけではうまくいか
ないことも一部理解できるであろう。
[出典]ことばの障害入門
![]() | ことばの障害入門 (入門コース・ことばの発達と障害) 西村 弁作 (2001/10) 大修館書店 この商品の詳細を見る |
リオン、不快な衝撃音低減の補聴器
日経新聞 2007/08/07 より
[リオン、不快な衝撃音低減の補聴器]
補聴器国内最大手のリオンは7日、食器を洗う音など瞬間的に
出る高い音と言葉を区別して、不快な衝撃音を低減する機能を
備えた補聴器「リオネットリサ」を20日から発売すると発表
した。
従来品でも雑音を軽減する機能はあったが、高い音も拾い
がちだった。
オーダーメードで耳穴の中に入れるタイプが3種類と、耳に
かけて使うタイプ1種類をそろえた。
耳穴タイプは3機種とも片耳は22万8,000円、両耳だと38万
7,600円。
機種によって対応している難聴の度合いや電池の寿命が異なる。
耳かけタイプは16万8,000円で、緑や黒など7色を用意した。
4機種合わせて初年度1万台の売り上げを目指す。
[出典]日経新聞
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007080707467h1
[リオン、不快な衝撃音低減の補聴器]
補聴器国内最大手のリオンは7日、食器を洗う音など瞬間的に
出る高い音と言葉を区別して、不快な衝撃音を低減する機能を
備えた補聴器「リオネットリサ」を20日から発売すると発表
した。
従来品でも雑音を軽減する機能はあったが、高い音も拾い
がちだった。
オーダーメードで耳穴の中に入れるタイプが3種類と、耳に
かけて使うタイプ1種類をそろえた。
耳穴タイプは3機種とも片耳は22万8,000円、両耳だと38万
7,600円。
機種によって対応している難聴の度合いや電池の寿命が異なる。
耳かけタイプは16万8,000円で、緑や黒など7色を用意した。
4機種合わせて初年度1万台の売り上げを目指す。
[出典]日経新聞
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007080707467h1
中度難聴・軽度難聴の発見の遅れ
[中度難聴・軽度難聴の発見の遅れ]
B君は10か月のABR検査(聴力検査の一種)で反応がなかった
が、1歳前に初語がみられ、2歳10か月で2語文が出現した
ので、その後聴力検査はされていなかった。
幼児期には時々聞き返しがあり、ことばの発達がゆっくりでは
あったが話しことばでコミュニケーションとれていた。
しかし、発声・発語の明瞭性が低かったので、小学校3年生の
時にことばの教室で指導を受けることになった。
そこで初めて難聴が発見された。
その後は常時補聴器を装用している。
[出典]ことばの障害入門
B君は10か月のABR検査(聴力検査の一種)で反応がなかった
が、1歳前に初語がみられ、2歳10か月で2語文が出現した
ので、その後聴力検査はされていなかった。
幼児期には時々聞き返しがあり、ことばの発達がゆっくりでは
あったが話しことばでコミュニケーションとれていた。
しかし、発声・発語の明瞭性が低かったので、小学校3年生の
時にことばの教室で指導を受けることになった。
そこで初めて難聴が発見された。
その後は常時補聴器を装用している。
[出典]ことばの障害入門
![]() | ことばの障害入門 (入門コース・ことばの発達と障害) 西村 弁作 (2001/10) 大修館書店 この商品の詳細を見る |
わかっているが話せない
養育者が「わかっているが話せない」という主訴を持って
いても、しばしば音声記号の受信(理解)ができない、
あるいは理解は単語レベルしかないため、音声発信(表現)
ができないのは当然である場合も多い。
[出典]言語聴覚士のための言語発達遅滞訓練ガイダンス
http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00130/0013077.html
いても、しばしば音声記号の受信(理解)ができない、
あるいは理解は単語レベルしかないため、音声発信(表現)
ができないのは当然である場合も多い。
[出典]言語聴覚士のための言語発達遅滞訓練ガイダンス
http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00130/0013077.html




